いざという時のために携帯したい『防災ボトル』を作ってみた!
地震などの自然災害は、いつなんどき訪れる分からないもの。自宅には防災袋の準備や水や食材の備蓄があっても、外出中に被災してしまったら? そんな時に安心な「防災ボトル」を警視庁警備部防災対策課がX(旧Twitter)で紹介したところ7万“いいね”を獲得しました。携帯用ウォーターボトル1本に必要な防災グッズを詰め込んだもので、確かにコレがあれば当座の危機はしのげそう。というわけで、編集部が実際に作ってみました!
警視庁警備部防災対策課がX(旧Twitter)で紹介したグッズは以下の11個。
①透明なウォーターボトル(530ml)
②エチケット袋
③ミニライト
④ホイッスル
⑤ばんそうこう
⑥圧縮タオル
⑦アルコール消毒綿
⑧常備薬
⑨ビニール袋
⑩ようかん
⑪現金
上記の中で入手困難だったものが1点ありました。それは圧縮タオル。大手の100円ショップでは廃盤になっている場合もあるため、お店に在庫を確認してようやく小さいサイズのみ購入できました。これは通販で購入したほうが希望のサイズを手軽に入手できそうです。
さらに、コロナ禍やインフルエンザの流行を鑑みて不織布マスクも1枚追加してみました。
⑫不織布マスク
常備薬とアルコール消毒綿、不織布マスクは自宅の救急箱から、現金は自身の財布から充当。ようかんは5年保存できる防災用のものが5本入で600円+税。それ以外はすべて100円ショップで購入できました(ボトルのみ300円+税)。現金を除く予算は1000円程度なので、誰もがお手軽に作れそうです。
真ん中に空間を作りながら空いたスペースに入れていきます
用意した12個のグッズをボトルの中に詰めていきます。まずは不織布マスクとエチケット袋からボトルへ。内側の側面に貼り付けるように入れて真ん中にスペースを作ります。
取り出しやすいように、重さがあるようかんを一番奥に詰めました。当初は2本入れる予定でしたが、マスクを増やしたせいか1本しか入りきれず。現金は念のために外から見えにくい場所へ収納。さらに圧縮タオル、ビニール袋、常備薬、ミニライトと詰め込んでいきます。
緊急時に取り出しやすいように、ホイッスルを最後に入れるのがいいそうです。
ホイッスルは取り出しやすいように一番上に
詰める作業は5分ほどであっという間に完成!
プラスチックのボトルは防水性が高いので、大雨の時にも中身がぬれずに安心。強度もあって中がつぶれないこともメリットです。240gほどなのでバッグに入れても重さも気になりません。避難時のコップ代わりに使うこともできます。
追加で中に入れる物は人によって自由。以下の物もあると便利かもしれません。
・糖分補給のあめ
・使い捨てカイロ
・生理用品
・乾電池
・携帯トイレ
・保温用アルミシート
いつ訪れるか分からない災害。大切な物を収納した自分用の「防災ボトル」を準備して、災害に備えておけば心強いですね!