【冷凍つくりおき】ピリッとした辛さががアクセント「豚肉とゴーヤのキムチスープ」
忙しい毎日でも「冷凍つくりおき」があれば、簡単にその日のメイン料理が完成!料理研究家の阪下千恵さんにとっておきの「冷凍つくりおきレシピ」を教えてもらいました。ピリッとしたキムチの辛さがアクセントに効いた、ゴーヤとコーンの食感も楽しい夏にぴったりの一品です。もち麦ご飯など食物繊維が豊富なものと一緒に合わせて栄養もバッチリ。デザートにはパイナップルを用意して、南国気分を味わいましょう。
作業時間:15分
※作業時間は冷凍ストックを作る時間と、当日の調理時間を合わせた目安の時間です。
※保存期間:1週間~10日
・ゴーヤ…1/3本
・塩…少々
・トウモロコシ…1本(またはホールコーン80g)
・長ネギ…10㎝分
・豚肩ロース肉(しゃぶしゃぶ用薄切り)…80g
・白菜キムチ(大きければ刻む)…50g
A
・オイスターソース…小さじ2
・酒…大さじ1
・顆粒鶏がらスープの素…小さじ2
・ごま油…小さじ1
※解凍時 水…2カップ
※お好みで卵…1個
作り方
1.ゴーヤは縦半分に切ってワタをスプーンでこそげ取り、5mm厚さに切る。塩をまぶして軽くもみ、水をさっと流してペーパータオルで水気をしっかりと拭き取る。生のトウモロコシは包丁で削るように実をほぐす(コーン缶の場合は汁気をきる)。長ネギは薄い小口切りにする。豚肉は4cm長さに切る。
2.冷凍可能なチャック付き保存袋に、1の豚肉、混ぜ合わせたA、キムチ、野菜(ゴーヤ、長ネギ)、トウモロコシの順に入れ、できるだけ重ならないよう平たくして空気を抜いて密封し、冷凍する。
塩をまぶして軽くもみ、水分を出す
当日は煮るだけ
・鍋に水を入れて中火で沸騰させる。
・2をほぐしながら入れ、沸騰したら弱火にしてふたをし、時々混ぜながら4~5分煮て火を通す。
※お好みで溶き卵を回し入れ、卵がふわっと浮いてきたら火を止める。
取材・文=中村実香 撮影=高嶋佳代
教えてくれたのは
阪下千恵
料理研究家・家事研究家・栄養士。企業レシピ開発、雑誌、書籍、テレビなどでレシピを数多く作成。子育て経験を生かした、作りやすく栄養バランスのよいレシピを得意とする。
主な著著に『火も包丁も使わない!はじめてのお料理BOOK よくばりおやつ編』(日東書院本社)、「つくりおき×すぐできおかず400品:使いやすい15食材をフル活用!」(学研プラス)、「耐熱ガラス容器で毎日ラクチンレシピ」(ワン・パブリッシング)など多数。